
今、我が家の畑の野菜は全て雪に深く埋もれています。
今は新鮮ではありませんが大根やネギ等は、先に収穫して保存してあった物を食べていますが、葉物等は有りませんので先日、高岡の野菜直売所まで寒締めほうれん草等を買いに行って来ました。
高岡地区のほうれん草は県全体のほうれん草生産量の内、7割を占めるそうですが中でも数年前から生産し始めた寒締めほうれん草は、甘味が強く栄養価も有ると人気が有るようです。
通常ほうれん草の糖度は4〜5度であるのに対して寒締めほうれん草は8〜10度近くまで有り、これはフルーツトマトに匹敵するほどだそうです。
ほうれん草は寒気にあてると凍結する事を防ぎ、でんぷんを糖に変えるため糖度が高まり、糖度だけではなく、ビタミンC、ビタミンE、Bカロチンの濃度も上昇しその一方でえぐみの素になるシュウ酸の含量も低下する事がわかっているそうです。
年末から大寒にかけてが収穫の最盛期だそうですが、この時期にしか食べることが出来ない寒締めほうれん草を食べることが出来ましたので冬の恵みに感謝しています。
又、雪中キャベツも一緒に買ってきましたが甘かったですよ。
冬の寒さや雪はあまり好きではありませんが、冬野菜を甘く美味しくする働きを持っている自然の恵みに改めて驚きました。